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知事選の基礎知識

2026年6月18日更新

選挙における「公認」「推薦」「支持」「支援」の違い

選挙における「公認」「推薦」「支持」「支援」は、政党や政治団体が候補者とどのように関わり、どの程度バックアップするかを示す関係性の度合いです。関与の強さは一般的に、 公認 > 推薦 > 支持 > 支援 の順となりますが、「支援」はケースバイケースで幅があります。

公認

公認推薦支持支援2.jpg

政党が「この候補者は私たちの党の公式代表です」と100%認める最も強い関係です。

■所属
その政党の党員
■組織からのバックアップ
資金・人員・宣伝の全面支援
■特徴
政党名を名乗れる。

公認の条件として、候補者がその政党の党員である必要があります。選挙資金の支給、所属議員による総出の応援、組織票の動員など、党の総力を挙げたバックアップを受けられます。選挙ポスターや投票所の掲示板に政党名(例:〇〇党公認)を明記できます。

※国政選挙ではテレビの政見放送ができるほか、衆院選や参院選の「比例代表」での議席獲得にも直結します。

推薦

政党の党員ではない(主に無所属の)候補者に対して、「わが党の公認ではないが、方針が近いので全面的に応援します」と表明することです。

■所属
無所属など外部の人
■組織からのバックアップ
 
応援演説、党内組織への協力要請
■特徴
協力要請複数政党から同時に受けられる(相乗りが受けれる)

連立政権を組む政党間でお互いの公認候補に「推薦」を出し合ったり、地方の知事・市長選挙で複数の政党が1人の無所属候補を共同で応援(相乗り)したりする際によく使われます。資金面での直接的な丸抱えは少ないですが、幹部議員の応援演説や、党の集票組織の協力を得ることができます。

支持

推薦よりも一歩引いた「この候補者が当選することを望み、緩やかにバックアップします」という姿勢です。

■所属
無所属など外部の人
■組織からのバックアップ
機関紙への掲載、緩やかな応援
■特徴
推薦よりも距離を置いた、限定的な後押し

党として公式な「推薦」を出すほどではないものの、他党の候補者を勝たせたくない場合や、党内意見が完全に一致していない場合に選ばれることが多い立場です。組織としての強制的な動員や大規模な資金提供は行わず、党の機関紙で紹介したり、自主的な投票を促したりするレベルにとどまります。

支援

「推薦」や「支持」といった公式なお墨付きは与えないまま、実質的な選挙活動を手伝うケースです。

■所属
無所属など外部の人
■組織からのバックアップ
 
実務や現場レベルでの実質的協力
■特徴
政治的なお墨付き(名義)を出さない応援

主に労働組合や業界団体などの「支持団体」、あるいは方針を明確にしたくない政党が用います。表立って名前を出さずに、ビラ配りやポスター貼りなどのボランティアの人手を提供したり、身内の集まりで候補者を紹介したりする、現場主導の応援スタイルです。特定の企業や労働組合などが組織的に行う「組織支援」から、ボランティアとしての「支援」まで幅広が広く。結びつきの強さはケースバイケースで異なります。

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